思春期の話題
青春まっただ中の性体験済みの男性というのは、恋した相手に処女性を求めがちである。どこにいってもこの話題が尽きることがない男子校性・男子中学生は、だれが先に童貞を捨てることができるかという話題で毎日持ち切りになるのだ。そんな話をしているだけで毎日が楽しいのはこの初々しい時だけである。まだ初々しさが有り余っている男性に限って、なぜ女性に処女であることを求めるのか。それは、男性という難しい脳のつくりのなかでこの若ささながら自然と生まれるべき感情とも言える。
しかし、実際に処女を前にまだまだ未熟である男性にかぎって、戸惑いと冷静さがおさえられなくなり、感情的になるということになる。相手の事を考えずに、欲望のままに実力行使と言ったところになる。これは女性にとっては苦痛以外の何者でもないことは男性には知る由もない。なぜなら、未熟者の男性は男女の体のつくりが違う事を根本的に理解していないからだ。そして自分が快楽を得ていると同時に相手も快楽を得ていると勘違いするのだ。これは、さほどのけいけんだけでは男性には、処女の壁を相手と乗り越える事はできない。
女性はいくら若いとはいえ相手は自分の恋人と認めた彼氏そのもの。嫌われることを恐れることから、この苦痛を正直に相手に伝える勇気など到底持てるわけもないのだ。これは自分のエゴを相手に押しつけるだけの単なる有難迷惑にすぎないということをこの男性が知るのにはあと何年かかる事か。女性は男性に優しさを求める、男性は女性に優しさを与えているつもりでいる。でも両者の食い違いが、あとから次第に破滅へと導く大きな亀裂に変わることがどうもこの若さでは気付いてくれないし、こんなこと学校では全然おしえてくれないのだ・・・。
処女と童貞
思春期の男性にありがちなことは、性体験をすでに済ませていることが大人になったことだと勘違いしやすい。それに、その場の空気の流れで身を任せたとしてもやってしまったのだから仕方がないと言わんばかりの態度で平然としている。これは相手の事を思っていない証拠である。男性にとっての童貞の大きさと、女性のとっての処女の大きさは違う。これは、男性は若いほど早くこれを卒業したい・未知の世界を早く実感したいと強く思うのだ。
女性は処女であることに純潔さを思う。これが一般的な性へ対する概念。しかし近年では、女性さえもこの「処女」という言葉に違った意味で敏感になり、どうもこれは男性と同じような感覚をもっているという傾向が強くなっている。女性の夢の中には'白馬の王子様'が存在していた。その白馬の王子様が現れるまで処女を守り抜くぞという固い意志を以って毎日を生きていたのだ。この考えは古いらしい。今こんな話を女子高生たちの前ではなそうものなら、真剣に目を開いて聞いてもらえるどころか、ミクシィやらツイッターやらに即書きこまれるのがおちである。童貞がいいとか、処女がいいとか、重要なことはそれだけではないのだ。今の若者には「道徳」というものがない者が多すぎる。
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